歯磨きでインフルエンザ予防!?
みなさんこんにちは!歯科衛生士の清水です。
本格的に雪も積もり、厳しい寒さの日が続いております。
そろそろインフルエンザ流行の時期が始まりますが、みなさんはなにか対策はされていますか?
1番の予防策といえば、インフルエンザワクチンの接種、続いて手洗いうがいとマスク着用です。
さらにもう一つ大切なことがあります。なんだと思いますか?
それは
お口の中や歯を清潔に保つこと
です!!!
研究の結果でお口の中の細菌がインフルエンザウイルスを体内で増殖させ、インフルエンザ発症のリスクを高める恐れがあることがわかっています。
歯磨きを怠っていると、虫歯や歯周病の原因となる菌が増殖してプラークになります。
このプラークには気管支炎や肺炎などの発症に関わる肺炎球菌やインフルエンザ菌のほか、重篤な感染症の原因となる黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌なども含まれています。
これらの最近はプロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、インフルエンザウイルスが気道の粘膜から細胞に侵入しやすくする働きをもっています。
つまり、お口の中がネバネバしたり、不潔な状態を放置していると、プロテアーゼの量が増え、インフルエンザの発症や重症化を招きやすくするのです。
お口の中の細菌は寝ている間に増えるため、
寝る前の歯磨きが特に重要です!
そして歯医者での定期的な検診や歯磨き指導を受け、日頃からお口の中を清潔に保つことも大切です!!
こちらのグラフを見ていただくと、一目瞭然ですね!!!
定期検診は虫歯や歯周病予防だけではなく、全身的な疾患の予防にも繋がります。
ぜひ、定期検診を受けて健康を維持できるように日頃から予防していきましょう!!!